内視鏡システム
当院では富士フィルム株式会社の『LASEREO(レザリオ)』を採用しております。
この内視鏡検査装置(レザリオ)は富士フィルム株式会社が写真分野・医療分野で長年培ってきたレーザー制御技術を応用した波長の異なる2種類のレーザー光を用いた新世代内視鏡システムです。
また、ファイバースコープは経鼻用(EG-L580NW7/管直径5.8mm)と経口用(EC-L600ZP7/管直径11.7mm)を採用しており、さらにスムーズな検査を提供できるようになりました。
【レザリオの特徴】
「早期がんに特徴的な粘膜表面の微細な病変を観察可能に!」
「ピロリ菌感染症の診断にも有用です!」
波長の異なる「白色光レーザー」と「狭帯域光観察用レーザー」の2種類のレーザー搭載しており、消化管粘膜の炎症を可視化できる内視鏡システムです。画像処理との組み合わせによって4つの観察タイプを切り替えて使用できます。
《白色光レーザー》
蛍光体に照射することで、通常の観察に適したスペクトル幅の広い白色光を発光させ、自然な色の画像をモニター上に再現することができます。
《狭帯域光観察用レーザー》
波長が短いスペクトル幅の狭い光であり、この光を照射することによって、粘膜表層の微細血管やわずかな粘膜の凹凸などのコントラストを強調して画像をシャープに映し出すことができ、微小な病変を観察するのに適しています。
これまで以上にスムーズな検査を実現し、検査時間の短縮と患者さんの身体的苦痛低減に寄与します。
富士フィルム内視鏡システム